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オーディオ道 ヘッドホン探究の旅 アンプ編

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久しぶりにオーディオの話。 7,8年前からあまりスピーカー系のオーディオシステムには触っていない。もっぱらイヤホン・ヘッドホンにシフトした。 現在所有している&これまでに使ってきた器材をリストアップしてみよう。 ほんとはもう少し具体的な「システム構築のコツ」とか「器材選びのコツ」とか「ケーブル選びのコツ」の方が良いんだろうけど、備忘録の意味合いも含めて一応まとめておこうとおもう。 ※ケーブル選びとかはほんと重要&面白いので、そのうち書きます。 【Headphone Amp】 [Creative USB Sound Blaster Audigy2 NX USBAGY2N](多分これ系だけど、型番的には一個前かも) これをヘッドホンアンプと言って良いか微妙だが、一応。SennheiserHD580を導入した後も、基本的にはPCから音を出していたので、最初はまずそのクォリティアップを考えた。そこで選択肢に上がったのがUSBの外付けサウンドカード。 PCサウンドは、どうしても劣悪なPC本体の電源環境に影響を受けてしまい、ノイズが多くなる。また、S/N比などもイマイチ。そこで、USBの普及と共に登場し始めたのがUSBの外付けサウンドカード。 これはなかなか画期的で、サウンドデータはUSBでデジタルアウトしてしまい、実際のD/AコンバートはACアダプタで駆動させた外付けの箱で行うという物。 この結果、PCからダイレクトに電源関係の歪みを広う事は少なくなり、ずいぶん音質が改善した。未だにバカみたいにコンデンサ乗っけた内部サウンドカードもあるけど、やっぱりこっちの方が良いと思う。ま、所詮はPCの音なんだけど・・・。 [Musica HPA100] このアンプは比較的小さなオーディオ専門メーカー、「ムジカ(Musica」)という会社の製品。ヘッドホンにこり始めた時に最初に導入したヘッドホン専用のアンプ。チョイスするに当たって次ようなことを重視した。 ①色づけが少ない素直な音であること ②拡張性があること ③サイズが手頃なこと 今でこそヘッドホンアンプも山のように出てきているが、2003年(頃だと思う)当時はまだ選択肢も今より少なかった。PC系に特化している製品か、スピーカー系オーディオと同じくフルサイズの筐体のものという二極分化して...

オーディオ道 ヘッドホン

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さて、 スピーカー:Tannoy Mercury M2 アンプ:DENON PMA-2000 CDプレイヤー:DENON DCD-1650AZ と言う構成を導入した高校生の頃、夜中音楽を聴くのにスピーカーって訳にもいかないのでヘッドホンを導入することにした。導入したのは audio-technica ATH-A9X という密閉型のヘッドホン。当時購入の動機は、なんかメタルのハウジングが格好良かったのと、昔から良かったオーディオテクニカの装着感に惚れて。これをDENONのPMAで聞くというスタイルだった。 音はまあいわゆるオーディオテクニカ的な、基本フラットでちょっと堅めの高域とそこそこタイトな低域、やや物足りないけど別に不足もない中域、そして重たいとは言え抜群の装着感!という、導入としてはかなり優れたヘッドホンだった。その後ヘッドホンは本当に色々試しているが、装着感に関しては未だに一番これが良かったかも。しかも、最近のオーディオテクニカより当時のオーディオテクニカのが良いんだよなぁ。微妙にアーチの部分の形状が変わってて、頭へのフィットが当時の方が良かった気がする。 実際ヘッドホンに関してはかなり長いことこれ一本だった。当時まだゼンハイザーとかも大々的には入ってきておらず、 ULTRASON Eなんてブランド自体あったのかも謎。まぁ、まだまだ市場としてはたいしたことない時代だった。 ただ唯一覚えているのが、相変わらず訳の分からないものを作るソニーが作っていた MDR-R10 。今でこそ20万レベルのヘッドホンも存在するが、当時のヘッドホン業界では異例の24万とかいうとんでもない定価だった気がする。技術的にもバイオセルロースの振動板とか言う謎のモノを使っており、既にこちらも販売終了している MDR-CD3000 のプロトタイプというか超限定の上位機種というか、という感じで発売されていた。(下の写真が MDR-R10。 右の写真は MDR-3000 。これについてはまた長く書けるけど、やめておこう。ソニーの伝説の名器です) このヘッドホン、とにかくバカみたいにでかく、重たいのであれで音楽聞いてたら首が太くなりそうな代物だった。ソニーのショールームで視聴したことがあるが、音の傾向は一時代を築いた MDR-CD3000 をさらに上品にした感じ...